日本でペットボトル・缶・びんを捨てるには|キャップとラベルの外し方・洗い方・つぶすかどうか

日本でペットボトル・缶・びんを捨てるには|キャップとラベルの外し方・洗い方・つぶすかどうか
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この記事は、NIPPON VISA & LIFE編集部が、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。ルールや料金は、お住まいの市区町村によって違うことがあります。

ペットボトル・缶・びんは、この記事で調べた横浜市・名古屋市・大阪市・新宿区のどこでも「資源」(リサイクルする物のこと)として、ほかのごみと分けて集めています。出す前に中を空にして軽く洗い、ペットボトルはキャップとラベルを外します。袋の種類やつぶすかどうかは市区町村で違うので、お住まいのルールを確かめてください。

ごみの分け方の全体は日本のごみの分け方と出し方|燃やすごみ・資源ごみ・粗大ごみの基本ルールにまとめています。

Table of Contents

まず結論:出すまでの流れ

  1. 中を空にする:飲み残しや食べ残しを捨てます。
  2. 軽く水で洗う:中をさっとすすぎます。
  3. キャップ・ラベルを外す:ペットボトルはキャップとラベルを外します。びんのキャップも外します。
  4. お住まいの出し方を確かめる:袋の種類、つぶすかどうか、出す日を調べます。インターネットで「(市区町村の名前) ペットボトル 出し方」と検索します。
  5. 決められた日の朝、決められた場所に出す:ごみの集積所(ごみを出す場所のこと)に出します。

出せるもの・出せないもの

この記事で調べた4つの市区では、資源として集めるのは、主に飲み物や食べ物が入っていたペットボトル・缶・びんです。化粧品のびんなども集めるかどうかは、市区町村で違います。

種類出せるものの例一緒に出せないものの例
ペットボトル飲み物、酒、しょうゆ、みりん、酢などのボトルで、識別表示マーク(ペットボトルのマーク)が付いたものマークのないもの、食用油・ソースのボトル(横浜市・名古屋市)。横浜市では、ドレッシング・洗剤・薬品のボトルも対象外
缶飲み物や食べ物のアルミ缶・スチール缶ペンキの缶、スプレー缶、一斗缶(例:新宿区)
びん飲み物や食べ物のガラスびん茶わん・コップなどの食器、耐熱ガラス、電球・蛍光灯

資源に出せない物をどの分け方で出すかは、市区町村で違います。たとえば、マークのないボトルや油・ソースのボトルは、横浜市・名古屋市では「プラスチック資源」に出します。洗っても汚れが落ちないびん・缶・ペットボトルは、新宿区では「金属・陶器・ガラスごみ」に出します。

スプレー缶は、ふつうの缶とは出し方が違います。日本でスプレー缶・電池・ライターを捨てるには|リチウムイオン電池・カセットボンベなど危ないごみの出し方を見てください。

(出典:横浜市「缶・びん・ペットボトル」、名古屋市「ペットボトルの分け方・出し方(ステーション収集)」、名古屋市「空きびんの分け方・出し方」、新宿区「びん、缶、ペットボトル、スプレー缶・カセットボンベ・乾電池等の出し方」)

ペットボトルの出し方

キャップとラベルはなぜ外すの?

名古屋市は、キャップやラベルはペットボトルの本体と素材が違うこと、キャップが付いていると選別の作業のじゃまになることを理由に挙げています。よいリサイクルを続けるため、外して出すよう案内しています。

(出典:名古屋市「ぺットボトルのフタとラベルはなぜ取るのですか?」)

外したキャップとラベルはどこへ?

外したキャップとラベルも、捨て方が決まっています。横浜市・名古屋市・大阪市は、プラスチックのキャップとラベルを「プラスチック資源」に出すよう案内しています。名古屋市は、プラスチックではないラベルは「可燃ごみ」(燃えるごみのこと)としています。

  • はがしにくいラベル:名古屋市は、はがさなくてよいと案内しています。
  • キャップの下に残る輪:大阪市は、簡単に外せれば外してプラスチック資源に、外せなければそのまま出してよいと案内しています。

(出典:名古屋市「ペットボトルの分け方・出し方(ステーション収集)」、大阪市「資源ごみの出し方」、横浜市「缶・びん・ペットボトル」)

飲み残しはなぜだめなの?

環境省のウェブサイト「プラスチック・スマート」の記事で、全国清涼飲料連合会(飲み物のメーカーの団体)は、リサイクルの工場ではボトルを細かく砕くため、飲み物が残っていると周りに飛び散って機械を汚してしまうと説明しています。中を空にして、軽くすすいでから出してください。

(出典:環境省 プラスチック・スマート「Q.ペットボトルは何にリサイクルされているの?」)

缶・びんの出し方

  • 中を空にして、さっと水洗いします。
  • びんのキャップは外します。 プラスチックのキャップは「プラスチック資源」に出します。金属のキャップの出し方は、市区町村で違います(横浜市は「小さな金属類」、名古屋市は「不燃ごみ」〈燃えないごみのこと〉、大阪市は「資源ごみ」)。
  • びんのラベル:横浜市は、取りにくいびんのラベルや中ぶたはそのままでよいとしています。名古屋市も、ラベルは外さなくてよいとしています。
  • 缶をつぶすかどうか:下の表のように、市区町村で反対のことがあります。

(出典:横浜市「缶・びん・ペットボトル」、名古屋市「空きびんの分け方・出し方」、大阪市「資源ごみの出し方」)

市区町村ごとの出し方の例

2026年10月に、各市区の公式ページで確かめた内容です。どの市区も、収集は週1回です。

市区町村袋・入れ物つぶすかどうか
横浜市缶・びん・ペットボトルを一緒に、透明か半透明の袋に入れる。「小さな金属類」とは同じ袋に入れない缶・びんはつぶさない。ペットボトルはつぶす
名古屋市種類ごとに分ける。ペットボトルは資源用の指定袋か、45リットル以内の無色透明の袋に入れる(半透明の袋は使えない)。びんは袋に入れず、集積所の青いかごに入れる。缶は区によって袋かかご案内なし
大阪市缶・びん・ペットボトル・金属の生活用品を一つの袋にまとめる。中身の見える袋を使う(ペットボトルを別の日に集める地域もある)缶とペットボトルはできるだけつぶす
新宿区(東京都)びん・缶・ペットボトルを種類ごとに別の袋に分け、中身の見える袋に入れる。朝8時までに出す案内なし

(出典:横浜市「缶・びん・ペットボトル」、名古屋市「ペットボトルの分け方・出し方(ステーション収集)」、名古屋市「空きびんの分け方・出し方」、名古屋市「空き缶の分け方・出し方」、大阪市「資源ごみの出し方」、新宿区「びん、缶、ペットボトル、スプレー缶・カセットボンベ・乾電池等の出し方」)

このように、同じペットボトルでも、袋の種類やつぶし方が市区町村で違います。引っ越したら、新しい市区町村のルールを確かめてください。市区町村のホームページのほか、転入のときにもらう配布物や、ごみの分け方を調べるアプリで案内していることがあります。

スーパーの回収ボックスも使える

ペットボトルは、スーパーマーケットなどの店頭の回収ボックスで集めていることもあります(横浜市・大阪市の案内)。名古屋市では、スーパーや区役所などの回収ボックスに、営業時間内ならいつでも出せます。名古屋市の案内では、ペットボトルは袋に入れず、そのままボックスに入れます。キャップとラベルを外し、洗ってから入れるのは、集積所に出すときと同じです。

(出典:横浜市「缶・びん・ペットボトル」、大阪市「資源ごみの出し方」、名古屋市「ペットボトルの分け方・出し方(拠点回収)」)

困ったとき・よくある失敗

自動販売機の横の箱に、ほかのごみを入れてもいい?

入れないでください。環境省の「プラスチック・スマート」の記事で、全国清涼飲料連合会は、自動販売機の横の箱はごみ箱ではなく、飲み物の容器だけを集めるリサイクルボックスだと説明しています。お弁当の容器やたばこの吸い殻などが入ると、本来集められるはずのペットボトルが入らなくなり、リサイクルのじゃまにもなります。

(出典:環境省 プラスチック・スマート「Q.ペットボトルは何にリサイクルされているの?」)

スプレー缶を、ほかの缶といっしょに入れてもいい?

入れないでください。横浜市は、スプレー缶などが混ざって、選別の施設で働く人がけがをする事故が起きていると案内しています。スプレー缶は、市区町村が決めた出し方で、ほかの缶とは分けて出します。

(出典:横浜市「缶・びん・ペットボトル」)

化粧品のびんや、ガラスのコップは?

市区町村によって違います。横浜市では、化粧品のびんは資源ではなく「燃えないごみ」です。名古屋市と新宿区は、化粧品のびんも資源として集めています。ガラスのコップなどの食器は、名古屋市では「不燃ごみ」、新宿区では「金属・陶器・ガラスごみ」です。

(出典:横浜市「缶・びん・ペットボトル」、名古屋市「空きびんの分け方・出し方」、新宿区「びん、缶、ペットボトル、スプレー缶・カセットボンベ・乾電池等の出し方」)

集積所の場所が分からないときは?

名古屋市は、資源を出す場所をホームページでは公表しておらず、近くに住む人か、区の環境事業所に聞くよう案内しています。アパートやマンションでは、建物の管理会社や大家さんに聞くと分かることがあります。

(出典:名古屋市「空きびんの分け方・出し方」)

問い合わせ先

記事作成で参照した一次情報

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執筆

NIPPON VISA & LIFE編集部です。日本で暮らす外国人のみなさんに向けて、ごみ出し・交通・病院・役所の手続などの暮らしの情報と、入管・在留に関する公的機関の発表を、11言語でお届けしています。記事は、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。

The NIPPON VISA & LIFE editorial team provides practical information for foreign residents in Japan — garbage sorting, transportation, hospitals and city hall procedures — as well as announcements from public agencies on immigration and residence, in 11 languages. Our articles are based on information from national and local government agencies.

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