ハローワークの使い方|外国人が日本で仕事を探すとき(持ち物・求職申込み・通訳・紹介状)

ハローワークの使い方|外国人が日本で仕事を探すとき(持ち物・求職申込み・通訳・紹介状)
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この記事は、NIPPON VISA & LIFE編集部が、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。ルールや料金は、お住まいの市区町村によって違うことがあります。

日本で仕事を探すときは、ハローワーク(公共職業安定所。仕事を紹介する国の役所)を使えます。仕事の相談・紹介はすべて無料です。初めて行くときは在留カードかパスポートを持って、家の近くのハローワークで「求職申込み」(仕事を探していることの登録)をします。

Table of Contents

まず全体の流れ

  1. 家の近くのハローワークを探す(通訳がいるハローワークもある)
  2. 在留カードかパスポートを持ってハローワークへ行く
  3. 「求職申込書」を書くか、パソコン・スマートフォンで自分の情報を入力する
  4. 窓口で職員と相談し、「ハローワーク受付票」をもらう
  5. 求人(働く人を探している会社の情報)を探す
  6. 働きたい会社が見つかったら、窓口で「紹介状」をもらう
  7. 履歴書などを準備して、会社の面接を受ける

(出典:厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」、出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章)

ハローワークでできること

ハローワークの職業相談の窓口では、次のサービスを全て無料で受けられます。

サービス内容
仕事の相談仕事探しや仕事についての、いろいろな相談
働きたい会社を探すたくさんの会社の求人情報を見られる。ハローワークのパソコンや自分のスマートフォンからも見られる
働きたい会社への紹介職員が会社や求人のポイントを説明し、面接を受けられるよう「紹介状」を渡す
仕事探しのサポート履歴書・職務経歴書の書き方の指導、面接のマナーのアドバイス、模擬面接(面接の練習)、セミナー

サービスのメニューは、ハローワークごとに違います。家の近くのハローワークで聞いてみてください。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章、厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」)

出入国在留管理庁の「生活・就労ガイドブック」は、仕事を紹介してもらうためや、働くためにお金を払う必要はないと説明しています。お金を求められて払ってしまったときは、証拠を残しておきましょう。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章)

行く前に確かめること

在留資格で働ける仕事が違う

在留資格によって、日本で働ける仕事は違います。仕事を探す前に、在留カードで自分の在留資格を確認してください。

  • 永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者は、働く仕事に制限がありません。
  • 留学・家族滞在などは、原則として働くことが認められていません。アルバイトをするには、入管から「資格外活動許可」を受ける必要があります。
  • そのほかの働ける在留資格は、在留資格で決められた範囲の仕事だけができます。

自分がどんな仕事で働けるかを証明してほしいときは、入管で「就労資格証明書」を出してもらうこともできます。この証明書は、新しい会社に渡すこともできます。転職のときの在留資格の手続は、在留資格ごとに違います(例:特定技能の転職手続き|在留資格変更の流れと審査期間、申請中は働ける?)。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章、厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」)

持ち物

持ち物ポイント
在留カードかパスポートハローワークは在留カードやパスポートで在留資格を確認する
ハローワーク受付票(2回目から)求職申込みのときにもらう。ハローワークに行くときは忘れずに持って行く

会社を辞めて雇用保険(失業したときにお金がもらえる制度)の手続もする人は、ほかの書類も必要です。手続をするハローワークに確かめてください。

(出典:厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」)

ハローワークでのやり方

1. 家の近くのハローワークを探す

ハローワークは全国にあります。厚生労働省の一覧(ふりがなつき)で、住んでいる場所の近くのハローワークを探せます。

2. 求職申込みをする

ハローワークにある「求職申込書」を書くか、スマートフォンやハローワークのパソコンで自分の情報を入力します。そのあと、窓口で職員と相談します。

窓口では、在留カードやパスポートを見せます。あなたの在留資格で働ける場合は、「ハローワーク受付票」をもらえます。受付票には「求職番号」が書いてあります。受付票があれば、申し込んだところと違うハローワークでも求人を探せます。

ハローワークに求職申込みをしたことがない人は、ハローワークインターネットサービス(ハローワークのウェブサイト)の「求職申込み」から、自分のパソコンやスマートフォンで「求職者マイページ」を作ることもできます(画面は日本語)。おおむね5年以内に求職申込みをしたことがある人は、ハローワークの窓口で求職者マイページを使いたいと伝えます。

(出典:厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」、ハローワークインターネットサービス)

3. 求人を探す

窓口で、あなたの希望に合う求人を探してもらえます。求人票(会社の仕事の内容・給料・働く時間などが書かれた紙)を見て、希望に合うか確かめます。求人票を読むのが難しいときは、職員に相談して希望を伝えてください。

自分のパソコンやスマートフォンからも、ハローワークインターネットサービスで求人を探せます。外国人を歓迎する求人を探したいときは、「フリーワード」に「外国人」や「日本語」と入力すると便利だと、厚生労働省は案内しています。

(出典:厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」)

4. 紹介状をもらって面接を受ける

希望に合う求人が見つかったら、ハローワークの窓口で相談します。ハローワークが会社と連絡をとって面接の日を決め、あなたに「紹介状」を渡します。

面接の日までに、「履歴書」(学校・仕事の経歴、資格などを書く書類)や「職務経歴書」(これまでの仕事の内容を書く書類)を準備します。面接の日は、紹介状と履歴書を忘れずに持って行きます。遅れそうなときや行けなくなったときは、会社に電話で連絡します。

ハローワークでは、履歴書の書き方や面接のセミナー、面接の練習(模擬面接)もあります。

(出典:厚生労働省「外国人向けハローワーク利用チェックリスト」)

日本語に自信がないとき

通訳がいるハローワーク

外国人が多く住んでいる地域のハローワークには、ポルトガル語・スペイン語などの通訳がいます。通訳がいる曜日・時間・言葉はハローワークごとに決まっていて、毎日いるとは限りません。行く前に、厚生労働省の一覧で確かめてください。

ハローワークに行けないときは、一部のハローワークに外国語で電話ができます。電話番号は言葉ごとに違います。電話できる時間は決まっていて、日曜・祝日・年末年始は除かれます。対象のハローワークと時間は、厚生労働省のチラシで確かめてください。

(出典:厚生労働省「通訳がいるハローワークのご紹介」、厚生労働省「外国語でハローワークに電話ができます」、出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章)

外国人向けのサービスが充実したところ

次の5か所は、外国人向けのサービスが充実しています。

  • 東京外国人雇用サービスセンター
  • ハローワーク新宿
  • 名古屋外国人雇用サービスセンター
  • 大阪外国人雇用サービスセンター
  • 福岡外国人雇用サービスセンター

ただし、外国人雇用サービスセンターでは、雇用保険の手続はできません。会社を辞めて雇用保険の手続をしたい人は、住んでいる場所の近くのハローワークに行きます。住所・電話番号は、厚生労働省の一覧で確かめてください。

(出典:厚生労働省「全国のハローワークの所在地」、厚生労働省「通訳がいるハローワークのご紹介」)

よくある疑問

お金はかかる?

かかりません。ハローワークの職業相談の窓口のサービスは、全て無料です。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章)

会社を辞めたばかりでも使える?

使えます。会社を辞めたあとは、ハローワークで仕事を探したり、雇用保険の手続をしたりできます。雇用保険のお金(基本手当)を受けられるかどうかや、必要な書類は、ハローワークで確かめてください。

(出典:厚生労働省「全国のハローワークの所在地」、出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章)

給料や解雇など、今の会社のことで困っているときは?

賃金・解雇などの労働条件は、外国語で電話相談ができます。

  • 「外国人労働者向け相談ダイヤル」:外国人労働者相談コーナーにつながります。通話料がかかります。
  • 「労働条件相談ほっとライン」:都道府県労働局と労働基準監督署が閉まったあとや、土日・祝日に、無料で相談できます。

電話番号・言葉・時間は、厚生労働省のページで確かめてください。

(出典:厚生労働省「外国人労働者向け相談ダイヤル」、出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第3章)

在留カードの住所が変わったときは?

ハローワークは在留カードで在留資格を確かめます。引っ越したときは、14日以内に新しい市区町村で届出をして、在留カードの住所も変えておきましょう。届出のしかたは転入届と住民票|日本に来て住所が決まったら14日以内に市区町村へ(持ち物・流れ・引っ越しのとき)にまとめています。

(出典:出入国在留管理庁「住居地の変更届出」)

記事作成で参照した一次情報

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執筆

NIPPON VISA & LIFE編集部です。日本で暮らす外国人のみなさんに向けて、ごみ出し・交通・病院・役所の手続などの暮らしの情報と、入管・在留に関する公的機関の発表を、11言語でお届けしています。記事は、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。

The NIPPON VISA & LIFE editorial team provides practical information for foreign residents in Japan — garbage sorting, transportation, hospitals and city hall procedures — as well as announcements from public agencies on immigration and residence, in 11 languages. Our articles are based on information from national and local government agencies.

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