日本で暮らすときに知っておきたいマナーとルール|家・電車やバス・温泉・近所付き合い・お酒とたばこ・休日

日本で暮らすときに知っておきたいマナーとルール|家・電車やバス・温泉・近所付き合い・お酒とたばこ・休日
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この記事は、NIPPON VISA & LIFE編集部が、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。ルールや料金は、お住まいの市区町村によって違うことがあります。

日本の生活には、法律で決まっているルールと、周りの人に迷惑をかけないためのマナー(習慣)があります。この記事では、家の中・外・電車やバス・温泉・近所付き合いなど、場面ごとに基本をまとめます。くわしい記事があるものは、そのリンクも案内します。

Table of Contents

まず大切な3つの考え方

  1. 決められた場所・日・方法を守る:ごみの出し方、たばこを吸う場所、自転車を置く場所などは、場所ごとにルールがあります。
  2. 大きな音や声に気をつける:日本では、大きな音や声は周りの人の迷惑になると考えられています。特にアパートやマンション、電車やバスの中で気をつけます。
  3. 分からないときは聞く・調べる:ルールは市区町村や建物によって違うことがあります。役所、家主や不動産店、職場や学校の人に聞きましょう。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

場面ごとの地図

こんなとき知っておくことくわしい記事・情報
家の中ごみ・音・くつ・トイレ・台所の油下の1
外を歩くとき歩きながらのスマートフォン、ポイ捨て、禁止の標識下の2
電車・バスの中通話をしない、乗り降りの順番、リュックサック下の3
温泉・銭湯体を洗ってから湯船へ、タオルを湯船に入れない下の4
近所の人とあいさつ、自治会・町内会下の5
家や物を守る鍵をかける、夜の道下の6
お酒・たばこ20歳から、飲酒運転の禁止、吸える場所下の7
休みの日祝日や年末年始は、役所や銀行が休む下の8

1. 家の中のルール

ごみ

ごみは、種類ごとに決められた場所と日(曜日)に出します。どこに、どの種類のごみを出すかは、住んでいる市区町村のルールに従います。一般的には、ごみを集める日の朝に出します。決められた種類以外のごみや、決められた場所以外に出したごみは、集めてもらえません。市区町村が決めた有料の袋を使う地域もあります。

料理で使った油は、台所の流しに流しません。紙で吸い取ったり、固める薬で固めたりして、市区町村のルールに従って捨てます。

音

大きな話し声、パーティー、テレビや音楽の音は、近所の人の迷惑にならないように気をつけます。朝早い時間の洗濯、掃除機、シャワーなど、大きな音にも気をつけましょう。アパートやマンション(集合住宅)では、特に注意が必要です。

くつ

日本の家では、玄関(げんかん:家の入口)でくつを脱いでから部屋に入ります。くつをはいたまま部屋に入ってはいけません。

トイレ

日本の水洗トイレでは、トイレにある紙を使い、使った紙はトイレに流します。トイレにある紙を使えば、紙がつまることはめったにありません。駅やデパートのトイレにはボタンがたくさんありますが、水を流すボタンには「流す(FLUSH)」と書いてあることが多いです。

部屋を借りるときのルール(廊下やベランダの使い方、届け出ていない人を住まわせないことなど)は、日本で部屋を借りる・引っ越すときの流れ|部屋探し・契約・初期費用・入居・住むときのルール・退去を見てください。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章、国土交通省「部屋探しのガイドブック」)

2. 外を歩くとき

  • 歩きながらスマートフォンを使わない:ほかの人にぶつかってけがをさせたり、自分がけがをしたりすることがあるため、歩きながら操作してはいけません。
  • 運転しながら使わない:車や自転車を運転しながら携帯電話を操作することは、法律で禁止されています。
  • ポイ捨てをしない:決められた場所以外にごみを捨ててはいけません。刑事罰を受けることがあります。多くの市区町村が、空き缶やたばこの吸い殻を道に捨てる「ポイ捨て」を条例(じょうれい:市区町村などが決めるルール)で禁止しています。
  • 禁止の標識を守る:「泳げません」「たばこを吸えません」「携帯電話は使えません」など、何かが「できない」ことを示す標識があります。標識がある場所では、ルールを守りましょう。

自転車に乗るときのルールは、日本で自転車に乗るときのルール|左側通行・ヘルメット・防犯登録・青切符(反則金)にまとめています。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

3. 電車・バスの中

電車やバスは、みんなが使う公共の場所です。

  • 大きな声で話さない
  • 車内で携帯電話の通話をしない(日本ではマナー違反とされています)
  • 音楽は小さな音で聞き、イヤホンから音がもれないようにする
  • 混んでいるときは、リュックサックを背中に背負ったままにしない(ほかの人にぶつかるため)
  • 乗り降りでは人を押さず、降りる人が先。順番に乗り降りする
  • ドアが閉まりかけているときは無理に乗らず、次の電車を待つ
  • ホームから線路に入らない

乗り方は、日本の電車の乗り方と交通系ICカード|切符の買い方・改札の通り方・チャージ・なくしたときと日本の路線バスの乗り方|乗るドア・整理券・運賃の払い方・降りるときのボタンを見てください。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

4. 温泉・銭湯

温泉や銭湯(せんとう:お金を払って入る大きなお風呂)は、たくさんの人が使います。次のルールを守りましょう。

  1. 体を洗ってから、湯船(ゆぶね:お湯の入った浴槽)に入る
  2. 湯船の中にタオルを入れない
  3. 湯船の中で、石けんやシャンプーを使って体や髪を洗わない

いれずみ(タトゥー)がある人は、入れない場合があります。入る前に、その施設に確かめましょう。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

5. 近所付き合いと自治会・町内会

あいさつ

近所の人とふだんからあいさつをしたり、地域の行事に参加したりしておくと、近所でのトラブルが起きにくくなります。その地域で気をつけることなどの情報も、教えてもらいやすくなります。災害のときに、助け合うこともできます。

自治会・町内会

日本では、地域に住む人たちが自分たちで自治会・町内会(じちかい・ちょうないかい)という団体を作り、住みやすいまちのために活動しています。活動のお金は、会員が出し合います。主な活動は次のとおりです。

  • 地震や火事に備える防災訓練
  • 子どもの登下校の見守り
  • お年寄りや障害のある人のための活動
  • 市役所などからのお知らせを回すこと(回覧)
  • お祭りや運動会などの行事

くわしいことは、住んでいる市区町村に問い合わせてください。災害への備えは、日本の災害と緊急時の基本|119番・110番、地震・津波・大雨・火山、避難と多言語の情報にまとめています。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

6. 防犯(盗まれないために)

  • 出かけるときは、家の窓や玄関のドアに鍵をかける
  • 車・オートバイ・自転車をとめるときは、鍵をかける
  • バッグや財布は、目の届かない所に置いたままにしない
  • 夜は、なるべく暗い道や人の少ない場所を通らない
  • 不安なことがあるときは、近くの警察署などに相談する

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

7. お酒とたばこ

日本では、お酒を飲むこと・たばこを吸うことは20歳からです。お酒を飲んで車や自転車を運転することは禁止されています。たばこは、吸ってよい場所が決められています。くわしくは日本のお酒とたばこのルール|20歳から・飲酒運転の罰則・たばこを吸える場所を見てください。

(出典:e-Gov法令検索「二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律」、e-Gov法令検索「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」、警察庁「飲酒運転根絶」、出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」、厚生労働省「なくそう!望まない受動喫煙」改正法のポイント)

8. 祝日と年末年始

日本には「国民の祝日」があります。祝日や年末年始は、役所や銀行の窓口が休むことがあります。郵便も、休日は配達が原則として休みです。手続や振込の予定は、休みの日を確かめてから立てましょう。祝日の一覧と、休む窓口は日本の祝日と年末年始の休み|2026年・2027年の祝日一覧と、役所・銀行・郵便が休む日にまとめています。

(出典:内閣府「国民の祝日について」、e-Gov法令検索「行政機関の休日に関する法律」、e-Gov法令検索「銀行法施行令」、日本郵便「よくあるご質問」(土曜・休日の配達))

よくある疑問

ルールが分からないときは、だれに聞けばいい?

ごみなど地域のルールは、住んでいる市区町村の役所に聞けます。建物のルールは、家主や不動産店、管理会社に聞きましょう。近所の人とあいさつをしておくと、地域で気をつけることを教えてもらいやすくなります。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

自治会・町内会には入らないといけない?

自治会・町内会は、地域の人たちが自分たちで作る団体です。入り方や会費、活動は地域ごとに違うので、住んでいる市区町村に問い合わせてください。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章)

外国語で使える情報

  • 出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」:この記事の内容を含む、日本の生活のルールと習慣が、多くの言語とやさしい日本語で読めます(生活・就労ガイドブックのページ)。
  • 出入国在留管理庁「外国人生活支援ポータルサイト」:日本で安心して暮らし、働くための情報が多言語で読めます(外国人生活支援ポータルサイト)。
  • 外国人在留支援センター(FRESC):在留手続や法律のトラブル、仕事などの相談を受けています(外国人在留支援センター)。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」)

記事作成で参照した一次情報

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執筆

NIPPON VISA & LIFE編集部です。日本で暮らす外国人のみなさんに向けて、ごみ出し・交通・病院・役所の手続などの暮らしの情報と、入管・在留に関する公的機関の発表を、11言語でお届けしています。記事は、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。

The NIPPON VISA & LIFE editorial team provides practical information for foreign residents in Japan — garbage sorting, transportation, hospitals and city hall procedures — as well as announcements from public agencies on immigration and residence, in 11 languages. Our articles are based on information from national and local government agencies.

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