日本で引っ越すときの手続チェックリスト|転出届・転入届・在留カード・電気ガス水道・郵便の転送

日本で引っ越すときの手続チェックリスト|転出届・転入届・在留カード・電気ガス水道・郵便の転送
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この記事は、NIPPON VISA & LIFE編集部が、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。ルールや料金は、お住まいの市区町村によって違うことがあります。

日本の中で引っ越すときは、市区町村の役所への届出(転出届・転入届・転居届)と、電気・ガス・水道・郵便などの連絡が必要です。役所の届出は、新しい家に住み始めてから14日以内です。この記事では、することを「引っ越す前」と「引っ越した後」に分けてまとめます。

Table of Contents

まず結論:チェックリスト

引っ越す前にすること

  1. 今住んでいる部屋の契約を確かめて、大家さんや管理会社に引っ越すことを伝える
  2. 電気・ガス・水道を止める日を決めて、それぞれに連絡する
  3. 郵便局に「転居届」を出す(古い住所あての郵便を、新しい住所に届けてもらう)
  4. 別の市区町村へ引っ越す人は、今の市区町村で「転出届」を出す
  5. 引っ越しで出る大きなごみ(粗大ごみ)の出し方を、今の市区町村で確かめる

引っ越した後にすること

  1. 住み始めてから14日以内に、新しい住所の市区町村の役所で「転入届」(別の市区町村から来た人)か「転居届」(同じ市区町村の中で引っ越した人)を出す
  2. 在留カードを窓口で出す(在留カードの住所も一緒に変わる)
  3. マイナンバーカードを持っている人は、カードも窓口で出す
  4. 国民健康保険・児童手当など、市区町村の手続を窓口で確かめる
  5. 銀行など、住所を登録しているところに、すぐに新しい住所を知らせる
  6. 運転免許証を持っている人は、速やかに警察で住所の変更をする

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第2章、総務省「住民票の異動届の手続方法」(リーフレット))

役所の届出:引っ越しの種類で違う

引っ越しの種類引っ越す前引っ越した後(14日以内)
別の市区町村へ今の市区町村で転出届新しい市区町村で転入届
同じ市区町村の中でなし今の市区町村で転居届
日本から海外へ今の市区町村で転出届なし
  • 転出届を出すと「転出証明書」(てんしゅつしょうめいしょ。前の住所から引っ越したことを示す書類)をもらいます。新しい市区町村で転入届を出すときに持って行きます。
  • マイナンバーカードを持っている人は、転出証明書はもらいません。転入届のときにマイナンバーカードを見せます。
  • マイナンバーカードを持っている人は、転出届をマイナポータル(国のオンラインのサービス)から出すこともできます。この場合、転出届のために役所の窓口に行く必要はありません。転入届は、新しい市区町村の窓口で出します。

(出典:総務省「住民票の異動届の手続方法」(リーフレット)、総務省「Move in / Move out」、住民基本台帳法 第22条〜第24条)

転入届の持ち物や窓口での流れは、転入届と住民票|日本に来て住所が決まったら14日以内に市区町村へで詳しく説明しています。

在留カードの住所はどうなる?

転入届・転居届を出すとき、窓口で在留カードを出してください。在留カードを持って行って届出をすると、出入国在留管理庁への住居地の変更の届出(在留カードの住所を変える届出)もしたことになります。手数料はかかりません。入管(出入国在留管理局)に別に行く必要はありません。

(出典:出入国在留管理庁「住居地の変更届出」、総務省「外国人住民に係る住民基本台帳制度」)

在留カードのほかの手続は、在留カードとは?新様式・特定在留カードの見方と、更新・住所変更・紛失の手続にまとめています。

マイナンバーカードの住所も変える

マイナンバーカードには、新しい住所を書いておく必要があります。引っ越し先の市区町村の窓口にカードを持って行き、必要な手続をしてください。手続の方法は市区町村によって違うので、新しい市区町村のホームページで「マイナンバーカード 住所変更」などの言葉で調べてください。

(出典:総務省「住民票の異動届の手続方法」(リーフレット))

届出が遅れたら?

住民基本台帳法では、正当な理由がなく届出をしない人は、5万円以下の過料(かりょう。お金を払う罰)の対象になることがあると定められています。14日を過ぎてしまったら、できるだけ早く役所に行ってください。

(出典:住民基本台帳法 第52条、総務省「住民票の異動届の手続方法」(リーフレット))

電気・ガス・水道

引っ越すときは、今の家の電気・ガス・水道を止める連絡と、新しい家で使い始める申込みをします。日にちに余裕をもって連絡してください。

止めるとき(今の家)使い始めるとき(新しい家)
電気終了日を決めて、電力会社にインターネットか電話で解約を申し込む開始日を決めて、電力会社に申し込む。当日にブレーカー(電気のスイッチの箱)を入れる。契約や家の設備によっては、電力会社の人に来てもらう必要がある(その場合は電力会社から案内がある)
ガス終了日を決めて、ガス会社に申し込む。毎月のお知らせにある「お客様番号」を伝えると手続がスムーズ開始日を決めて、新しい住所のガス会社に申し込む。当日、ガス会社の人が来て点検してから使えるようになる
水道市区町村の水道の担当や水道の事業者に連絡する前もって、市区町村の水道の担当や水道の事業者に使い始める申込みをする
  • 電気は、終わりの日に立ち会う(家にいる)必要は基本的にありません。ガスは、作業員がガスメーターの所に入れないときは、立ち会いが必要です。
  • 新しい家でガスを使い始める日には、ガス会社の人が来て、設備を点検してからガスが使えるようになります。来てもらう時間は、申し込むときにガス会社に確かめてください。
  • ガス機器(コンロなど)は、ガスの種類(都市ガス・LPガスなど)に合ったものを使ってください。合わない機器を使うと、火事などの原因になり危険です。
  • ガスは住んでいる地域のガス会社、水道は市区町村の水道の担当や水道の事業者に申し込みます。電気は、使い方に合った契約を選べます。今の契約先は、毎月の使用量のお知らせ(Webのこともあります)で分かります。新しい家の申込み先がわからないときは、大家さんや管理会社に聞いてください。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章 3-3)

郵便の転送(郵便局の転居届)

郵便局に「転居届」を出すと、古い住所あての郵便物を、届け出た日から1年間、新しい住所に無料で届けてもらえます。

項目内容
期間届け出た日から1年間
料金無料
出し方郵便局の窓口/郵便ポスト(専用の封筒)/インターネットの「e転居」
本人確認在留カード・マイナンバーカード・運転免許証など(出し方で違う)
  • 届け出てから転送が始まるまで、3〜7営業日くらいかかります。引っ越す前に早めに出してください。
  • 1年を過ぎても転送してほしいときは、もう一度転居届を出します。
  • 郵便局の転居届は、市区町村の役所への届出とは別の手続です。両方必要です。

(出典:日本郵便「転居・転送サービス」)

市区町村のほかの手続

役所に転入届・転居届を出すとき、ほかの手続も一緒にできることがあります。窓口で「ほかに必要な手続はありますか」と聞いてください。

  • 国民健康保険:国民健康保険に入っている人が別の市区町村へ引っ越すときは、今の市区町村でやめる手続をして、新しい市区町村で入る手続をします。手続は住んでいる市区町村でします。
  • 児童手当:子どもの手当(児童手当)をもらっている人は、別の市区町村へ引っ越したら、新しい市区町村でもう一度申請が必要です。
  • 総務省は、住民票の住所の届出は、国民健康保険・国民年金の資格の確認などにつながる大切な手続だと説明しています。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第6章・第4章、総務省「住民票の異動届の手続方法」(リーフレット))

銀行・運転免許証など

銀行

住所が変わったら、口座を作った銀行にすぐに知らせてください。知らせなかったり、銀行から頼まれた対応をしなかったりすると、口座が使えなくなることがあります。

(出典:出入国在留管理庁「生活・就労ガイドブック」第12章 3-5)

運転免許証

運転免許証を持っている人は、住所が変わったら速やかに、住所地の公安委員会(都道府県の警察)に届け出て、免許証に新しい住所を記載してもらいます。受付は警察署や運転免許センターなどで、場所・時間・持ち物は都道府県で違います。

(出典:道路交通法 第94条、例:警視庁「記載事項変更(住所、氏名、本籍(国籍等)の変更の方)」)

そのほか

携帯電話の会社・勤務先・学校など、住所を登録しているところにも、新しい住所を知らせてください。

困ったとき・よくある疑問

引っ越しで出る大きなごみはどうする?

家具など大きなごみ(粗大ごみ)は、ふだんのごみの日には出せないことが多く、市区町村への申込みが必要なことがあります。出し方は市区町村によって違うので、今住んでいる市区町村のホームページで「粗大ごみ」と調べてください。ごみの出し方の基本は、日本のごみの分け方と出し方にまとめています。

役所の窓口で日本語がわからないときは?

市区町村によっては、通訳や多言語の案内があります。総務省のコールセンター(多言語通訳サービス、050-1720-0849)は、住民基本台帳制度(住民票のしくみ)の問い合わせに答えるほか、市区町村の職員から頼まれたときに、窓口の外国人との通訳をします。受付は8時30分〜17時30分(土日祝日・年末年始を除く)です。

(出典:総務省「外国人住民に係る住民基本台帳制度」)

部屋を出るときの掃除や敷金は?

部屋を出るときのルール(何日前までに知らせるか、掃除や修理の費用など)は、部屋の契約書に書かれています。まず契約書を確かめて、わからないことは大家さんや管理会社に聞いてください。

記事作成で参照した一次情報

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執筆

NIPPON VISA & LIFE編集部です。日本で暮らす外国人のみなさんに向けて、ごみ出し・交通・病院・役所の手続などの暮らしの情報と、入管・在留に関する公的機関の発表を、11言語でお届けしています。記事は、国や自治体などの公的機関の情報をもとに作成しています。

The NIPPON VISA & LIFE editorial team provides practical information for foreign residents in Japan — garbage sorting, transportation, hospitals and city hall procedures — as well as announcements from public agencies on immigration and residence, in 11 languages. Our articles are based on information from national and local government agencies.

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